CFOを辞めたら北海道に移住したくなった(仮)

仕事から離れ2020年の移住に向けて準備を進めるおじさんのブログです

要介護者と一緒に飛行機で移動した経験の共有

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要介護3の父親を長崎の老健から千葉のサ高住へ移動してもらいました。

飛行機とレンタカー・マイカーを利用して、介護初心者の夫婦2人が付き添いました。

 

介護初心者が想像していたよりも多くの困難が待ち受けていたので、その経験を共有したいと思います。

 

 

前提条件の整理

移動の概要

長崎県にある老健から千葉県にあるサ高住への移動

-老健最寄りの長崎空港からサ高住最寄りの羽田空港までメガキャリアの飛行機で移動

-老健から長崎空港まではレンタカー、羽田空港からサ高住まではマイカーで移動

 

 

被介護者の状況

・要介護3

・杖を使ってゆっくり立ち上がることは可能だが、歩くのは困難

・車椅子や座席からの立ち上がりは介助が必要

・食事、トイレ、薬は介助が必要

・飛行機を使った長距離移動をするのは数年ぶり

 

 

介護者の状況

・介護するのは初めての2人(介助方法はほとんど知らない)

・年齢はアラフォーな夫婦

私はまだアラサーです!

 

 

 

移動の様子

老健から長崎空港までのレンタカー移動

レンタカーの車種はホンダのFitを利用したのだけど、車椅子から車の座席への乗り移りに非常に苦労した。

 

この2カ月ほど前に車椅子から車の座席への乗り移りをサポートした際は楽にできたんだけど…。移動前に体調を少し崩したことが原因らしい。

 

【反省】車椅子からの移動を考慮した車種選びが大切だね。体をかがめて乗る車は避けよう!!あと、移動する直前の体調を考慮しよう。高齢者の体調は変化が激しいよ。

 

 

空港での搭乗手続きと飛行機への搭乗

空港へは約1時間30分前に到着。長崎空港到着後は空港職員に声を掛けて、空港備え付けの車椅子を貸してもらう。

 

ここまで順調だったけど、この後にトラブル続出!

 

搭乗時の手厚い介助サポート を期待して、LCCではなくメガキャリアを利用。

航空券をウェブで予約する時に、要介護者が搭乗する旨は伝えていた。

しかし、長崎空港のグランドスタッフには伝わっていなかったらしい。

 

 

カウンターでのチェックインが必要と航空会社のグランドスタッフに言われる。

→要介護者の父親を並ばせたくないので、グランドスタッフに尋ねると「父親も含めて搭乗者全員が並ぶ必要がある」と言われる。

→父親がトイレに行くと言い出す。チェックインを一旦あきらめて、トイレの介助に付き添う。トイレで30分以上が経過する。(結局、便意はもよおさず)

→チェックインカウンター付近が混雑していたため、父親が並ぶ必要があるのかスタッフに再度尋ねる。すると、「搭乗者全員が並ぶ必要は無い」という返答。

→結局、優先搭乗時間に間に合わず、最後の乗り込みになる。

 

 

【怒り】空港のグランドスタッフの対応が最悪!乗る直前に空港に電話をして、要介護者が搭乗することや、どのように手続きをするのかを再確認することを絶対的にお勧めするよ!

 

航空会社の搭乗サポートの例(メガキャリアの場合):

おからだの不自由なお客様、障がい者の方へ飛行機のご案内 | Service & Info | ANA

プライオリティ・ゲストサポート - JAL

 

 

飛行機内

飛行機の搭乗や飛行機からの降機の際は、グランドスタッフさんやキャビンアテンダントさんがサポートしてくれます。車椅子から座席への乗り移りもサポートしてくれました。本当に助かった。

 

飛行機内でも、困ったことがあればサポートするから声を掛けてくれと言ってくださり、非常に心強かった記憶があります。

 

原則、搭乗時は優先搭乗なので最も最初に乗り込み、降機時は車椅子での移動となるため最も最後に降りることになると思います。

 

【感謝】飛行機に乗り込めば安心。キャビンアテンダントさんはプロです。

 

 

飛行機からの降機と駐車場への移動

飛行機からの降機は最後になりました。

飛行機から駐車場への移動は羽田空港の車椅子を借りて移動します。

 

車椅子から車への乗り込みが完了すれば車椅子を羽田空港に返却して終了!

車椅子は駐車場内の所定の場所に返せばOKなので、羽田空港のスタッフに確認してください。

 

 

羽田空港から千葉県のサ高住へのマイカー移動

我が家の車はSUVなのです。

これほど介護にふさわしくない車はないでしょうね。

 

 

車椅子から車への乗り移りのサポートが大変でした。PTは腰を痛めたよ。

 

  

(さいごに)要介護者と一緒に飛行機で移動するときの4つの教訓

可能なら移動には介護タクシーを使おう

介護初心者が、要介護3で自分で歩くのが困難な父を連れての、レンタカーやマイカーで移動は非常に困難でした。

 

長距離移動というだけで、介護者も被介護者も緊張を強いられていると思います。それ以外の不安はなるべく排除するのが望ましい。お金で解決できるなら、介護のプロの力を借りましょう!

 

介護タクシーの詳細情報:

【はじめての方へ】介護タクシーの料金と利用方法について|LIFULL介護(旧HOME'S介護)

 

介護タクシーは利用料が高いので難しいという場合は、レンタカーの車種として「福祉車両」を選ぶという選択も考えてみて。

 

レンタカー会社の福祉車両の例:

トヨタレンタカーは1200店舗のネットワーク!割引制度も充実

福祉車両の車種と料金|レンタカー予約 オリックスレンタカー

 

 

空港には2時間前に到着するつもりで移動しよう

何が起きるか分かりません。

空港で手違いがあるかもしれないし、被介護者が移動中にトイレに行きたくなるかもしれません。

 

飛行機に乗り遅れるということだけは避けるつもりで、早め早めに移動しよう!

 

 

2人以上で介助しよう

介助する人と搭乗手続き等をサポートする人の合計2人以上で移動の介助をしよう。

介助する人が、搭乗手続き・荷物運びなど全てやるのは物理的に不可能。

 

これは絶対!あと、持ち運ぶ荷物はできる限り減らそう。

 

 

当たり前だけど感謝の気持ちを忘れずに

長崎空港の一部のグランドスタッフへの怒りはあるけど、多くの人のサポートのお陰で無事に移動が完了しました。

 

この日は1日だけで、お礼の言葉を何度発したことか。。ありがたかったです。 

 

いちばん苦労したのは、父本人が「ありがとう」と言わないこと。移動中に多くの人にサポートしてもらったのにむっつり黙っているので、移動の最後に人生で初めて親を叱りました。