日常備蓄のたな卸しをしていると、必ずといっていいほど賞味期限切れの食べ物が出てくる。賞味期限ギリギリのところで、食べ物を救い出して食べてあげることが、日常備蓄においてはめちゃ重要なわけですよ!
たまに、なぜこれが備蓄されているのだ?というものが発見されるんだけど、週末に棚の整理をしていると発見されたのが、コレ。
その名も、わさびカレー。
悪ふざけで買ったお土産やーん。買う時がテンションマックスで、家に持ち帰ると食べるのを避けてしまうやつやーん。
わさびカレーを食べよう!
おそらく静岡に旅行で行ったときに面白そう!とか単純な理由で買ったんでしょうね。
東日本大震災の発生月を前に備蓄品をたな卸ししていたときにPTが発見して救い出しました。
気になる賞味期限は、


発見したのが2月24日で、わさびカレーは賞味期限切れ。だけどPT判断でセーフ。
ご飯はぎりぎりセーフ。
わさびカレーを開けてみると、レトルトカレーのパック以外に変な液体が入ってる。


この緑の液体は、乾燥したわさびがオリーブオイル漬けされたものらしい。
「少しづつかけて辛さを調整してください。」だとぉ。
これはめっちゃ辛いやつに違いない!
しかし、この注意をうながす文章に若干の違和感を感じるのだ。
あれ、少し『づつ』じゃなくて、「少し『ずつ』」じゃないの?
(念のため調査)「ずつ」と「づつ」の違い
「ずつ」と「づつ」はどちらを使っても誤りではありませんが、「ずつ」を使うほうが好ましいとされています。
経緯は、
「づつ」は歴史的仮名遣い。戦後に「ずつ」が正しく「づつ」は誤りとされた
→昭和61年に「ずつ」が本則(本来のありかた)だが、「づつ」も許容するとされた
となっていて、
「づつ」(旧仮名遣い)を誤用と断定すると、高齢者の方が使う表現や文化的価値の高い文書に対して歪んだ認識が生まれてしまうから、という配慮によるものだそうです。
PTはちょうど昭和61年前後に小学生だったから、「づつ」は誤っていると教育された世代かも。
わさびカレーにもどります。
わさびカレーの辛さは?
カレー自体はごく普通のレトルトカレーと同じで、湯せんするだけ。ご飯もレンジでチンしてすぐに調理完了!
さっそく食べよう!
カレー自体は、甘めのカレー。
家に花椒を常備するくらいに辛いものが好きなPTとしては物足りない。
ということは、ここで満を持して緑の液体の出番だ!
指示とおり、少しずつかけるのだ。いや、「少し『づつ』」ね。
え?まったく辛くない。
えーい、もう、指示には従ってられない。覚悟を決めて全部かけよう。
うっそー、ツーンとか。ないじゃん。辛くないじゃん。
緑の液体を全て投入しても辛さに満足できなかったので、家に保管しているスパイス(ガラムマサラ)をかけて辛さを補い、完食しましたとさ。
(まとめ)まずいお土産なんてないハズだ
わさびカレーというインパクトの強いネーミングといい、緑の液体の注意書きといい、罰ゲームのような辛さを期待して食べたところ、拍子抜けするほど辛くありませんでした。
ただ、PTは辛いもの好きで辛さへの耐性があるわけで、普通の人が食べると辛いのかもかもしれない。それに、賞味期限をほんの少し過ぎていたので、もしかしたら賞味期限内だと辛いのかも。
それでもお土産だから、きっと辛すぎるってことはなく、普通に美味しいんだろうけどね。PT嫁に報告しておいたら
食べてくれてありがとう。
と感謝されたとさ。気にはなってたけど、食べようとも思えなかったらしい。
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